サマリーは昨日のレポートと本日の国内外の動静をご覧ください。
a. 中露情勢
①. 共同戦闘指令センターが露・イラン・ヒズボラによって立ち上げられた。「これからも我々はアサド政権に対するいかなる侵略にも一線を越える行為にも反撃する。米国はその能力を十分理解している」と警告を発出した(9日DebkaFile)
②. プーチン大統領とイランのロウハニ大統領は10日電話会談、シリア情勢について(9日RT)。
③. 米中会談はすっかり霞んだが、中国は習主席が離米した瞬間から対米批判を開始(9日WSJ)
b. 米国情勢
①. 米国連大使が9日CNNのインタビューで発言、トランプ大統領はシリアに関して露とイランへの新制裁を熟慮している。この件は既に議論された由(10日RT)。
②. 米海軍打撃群(空母カール・ビンソンと仲間艦船)が核の脅威を北朝鮮方面へ向かっている(10日RT)。
③. シリアには米に勝ち目はない状況だ(9日Breitbart)。賛否両論ながら中東への注目が集まっている。
④. 前国連大使でオバマ政権時代にイスラエル非難決議を棄権したサマンサ・パワーがトランプ大統領のシリア攻撃に沈黙(9日Breitbart)。黙っている者に注目は不要だが親イスラエル勢力は別。
c. 中東情勢
①. 10日エジプト2か所のコプトキリスト教会で爆発、44人以上が死亡、ISは実行したと主張(10日Breitbart)。3か月の国家緊急事態宣言(9日Presstv)。
②. イランのロウハニ大統領は10日シリアのアサド大統領へ電話、対テロ支援を強調した(10日RT)。
③. ネタニヤフ首相は9日、イスラエル政府はシリア反政府民兵の医療支援を継続すると発表した(10日Presstv)。米主導世界の方向反転により勢いづくシリア反政府軍支援。あぶり出し?トルコも?
④. イラク軍はISの爆破部隊の司令部を襲撃した(9日Presstv)。ここだけ一心不乱に順調。
d. 欧州情勢
①. 世論調査によると、ドイツ人の約60%が米のシリア軍基地攻撃を悪いことだとしている(10日RT)。
②. スエーデンのトラック攻撃もIS及び過激派組織へのシンパシーを持っている由(10日RT)。
e. 東アジアと南米
①. 特になし
f. 極東情勢
①. 岸田外相も米支持を発言したようですからちゃんと説明されたものと思われます。今日は日経休刊。
0コメント