中東
①. イエメンへの空爆を続けるサウジ国王は、爆弾を売ってくれたと英メイ首相に叙勲(5日Presstv)。
②. 国連安保理の非難がアサド大統領の化学兵器戦争を止めるだろう(5日DebkaFile)。
③. 5日公表、イスラエルでテロを計画したハマスの工作員が捕らえられた(5日DebkaFile)。
【分析】
いつもの紙面を定点観測しているが、意見ばかりで動きはない。待ち状態か。イスラエルの意見やアピールが目立つ。サウジは助けを求めているのみに見える。
欧州
①. EUはシリア危機で露イラントルコと国連が進める外交プロセスの重要性を強調(5日Presstv)。
②. ル・ペン女史とマクロン氏がトップ争い、ダークホースはメランション候補(5日Bloomberg)。
【分析】
こちらもニュースが少ない。露の地下鉄事件とシリアの毒ガス事件で霞んでいるのか。仏選挙は、ダークホースが登場しメランション候補の真っ当な政策論が評価されている。
EUも加盟国も、構造の問題と、政策運営の失敗、屋上屋を利用してこれをグローバリストに持っていかれそうになったことなどを、ごちゃごちゃに議論してしまっている。戦争経済や金融危機のリスクを抱える中、そろそろこうした仏及びEUの冷静な議論が表立ってくると、EUは解体ではなく再編成へと進み始めることだろう。既にレポートのとおり。
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