①. 英は4日、内戦で退去させられたシリア難民とこれを受け入れた諸国へ2億ドルの追加を含めて12.4億ドルの分配したと述べた。国際的支援は4日から二日間あるブラッセルでのシリア支援会議で10億ドル以上の約束を期待されており、内戦の最終的な終結をも支援しなければならない。メイ首相はこの特別な資金を雇用と教育の提供に充てるつもりだと英政府は述べた。国連は今年欧州の支援と同様に湾岸諸国に対し、80億ドルの支援を求めている。
②. EUはハンガリーとポーランドにイタリアとギリシャにいる莫大な人数の移民を速やかに受け入れるよう、さもなければEUを出ろと要求している。が両国の民意も、欧州の文化以外はダメだと強烈にこれを拒否している(4日Breitbart)。
③. ハンガリー政府は、ブダペストで広がる法案への反対運動にもかかわらず、ジョージ・ソロスが1991年に創設した中央欧州大学を国外へ退去させる新しい法律を承認した(4日RT)。
④. キプロス島のトルコ系とギリシャ系のリーダーが4月11日に和平交渉を再開すると、4日国連が発表。ここは1974年にトルコが侵略して以来分裂している(4日RT)。国連の働きが改善するか。
⑤. 独開発大臣ゲルト・ミュラーは4日、経済成長、安全保障及び法の支配の改善に焦点を当てた「アフリカのマーシャルプラン」についての発表の中で、「米国の軍事予算拡大は平和を保証しない」と、トランプ政権の外国支援を抑制する予算の提案を批判した(4日RT)。
【分析】
英国の素早い動きに感心している。他国も含めてほぼ予定どおりで動いているのだろう。外交はかくありたいものだと最強パーマストンを思い出している。終了後の発言権がしっかりと確保される。誰もいなくなった温暖な地中海沿いのシリア、歴史の町シリア、寒い英国。利権参加に行かない訳がないと推察する。
対して独開発相の発言には違和感を感じる。主要閣僚ではないからか。
ついにEUは、さもなくば離脱しろと厳しい立場を採った。ハンガリーって、オーストリア・ハンガリー帝国であって、ハプスブルグ家。オーストリア・クルツ外相(要注目)も反移民で一致している。
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