①. ネタニヤフ首相はプーチン大統領に対して「イスラエルは露国民と共にある」と(4日DebkaFile)。
②. イスラエルの欧州向けガス輸出は3日重要な一歩を踏み出した。世界最長かつ海中最も深く地中海を亘る天然ガスパイプライン計画をイスラエルとキプロス・ギリシャ・イタリア間で正式に署名したと、エネルギー相が発表。60から70億ドルかかる(4日DebkaFile)。シリア内戦は不要だった。
③. シリアの反政府軍が押さえているイドリブで毒ガス攻撃があり、少なくとも58人が死亡、複数のメディアによるとその後犠牲者が手当てを受けている病院にも1発のロケットが撃ち込まれた。シリア軍はこの攻撃への関与を否定した(4日RT)。
④. エルドガン大統領はイラク北部のキルクークで掲げられたクルドの旗を下げろと要求。そんなへまをすればトルコとの関係が傷つくぞと。「我々は、キルクークがクルドのものだという主張は全く認めない。トルコ人とアラブ人とクルド人のものだ。主張を止めないと対価は重いぞ」と集会で吠えた。クルド民族はキルクークとそこに埋蔵された原油をわがものと主張してきた。トルコはシリアやイラクのクルドグループが領地を獲得すると、トルコ内のクルド独立派の野望に火が付くと懸念している(4日RT)。
⑤. イラク軍はアンバー地域を奪還するための作戦を開始した(4日Presstv)。
⑥. ISは直接トランプ大統領を非難、米国消滅の印だと。ISハッカーグループが書いた殺害リストに対して厳しい言葉を述べたことに対する応酬(4日Presstv)。
【分析】
シリアのガス攻撃、絶対に政権の仕業ではないとの理解が大事。和平で国連始め皆が喜んでいるときに阿保らしい。これを仕掛けたものは殲滅されるべきである。
エルドガン大統領は吠え続けたいのか、ぱたりと作戦終了したのに次が始まらないからか、毎日吠え続ける。
ところで、しれっとイスラエルはパイプラインの契約を発表したようだが、これで行けるならシリア内戦など必要なかったのではないか。とうにあきらめているということだろうが、自らの首を絞める結果となりそうだ。
ISのトランプ大統領批判と言うより悪口。トランプ挑発の方が露への挑発よりも効果がありそうだが、これも結果的に北朝鮮宛の催促となるように思われる。
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