2017.4.1中東情勢

①. RTのクルーがラッカの前線から数マイル離れたシリアの戦略的ユーフラテス・ダムへ接近した折、米軍の活動が突き止められた。訓練・助言・補助の目的でシリアに展開された米軍の支援で、クルド主導のシリア民主軍が不完全ながら奪還した地域(31日RT)。

【分析】先日来伝えられている動き。こうしたことが米軍の不信感を招き、シリアとの距離が開いたまま。最終的にイラン・シリア・パレスチナ他アラブ有志国軍とヒズボラ他民兵はイスラエルとの衝突を覚悟しているだろうが、そうでない米国他諸国は動きを揃えないように動くだろう。

②. グテレス国連事務総長は、イスラエル政府が25年ぶりにウエストバンク占領地へ新居留地建設を承認したことに失望し、警報を鳴らした。国連広報官は31日声明、彼はイスラエルとパレスチナが平和で安全に共存する方法に次善の策はないのだと一貫して強調してきた。事務総長はこの件のように平和を脅かし二国間問題の解決策を傷つける一方的な行動を非難している由(31日Presstv)。

【分析】アラブも欧米も国際社会は方針が一致していることを再度表明した。

③. シリア軍は対テロ作戦でハマの16の村を解放、報道では6日間で2200人を殺害した(31日Presstv)。

④. レバノン首相は、100万人を超えるシリア難民を抱える大きな負担を軽減するために、同国のインフラや教育システムへの投資を国際社会に訴えている。ハリリ首相は、シリアの将来を支援するため4月5日にブラッセルで開催される会議に向けて、もはや限界に達したと語った。レバノンは120万人の難民を受け入れたが自国民の4分の1に相当する(31日RT)。

国内外の動静レポート

一筋の流れを歩む世界史は、米国主導の時を終え、新秩序への橋渡し、今は転換作業中。 奮闘努力の甲斐あって、世界の協働、判明に至る。 凄まじい英知と協働によって世界は運営されています。 私達はどう行動すべきか。 国内外の動静を皆様と共有し、共に日本の未来を創るために、 粉骨砕身レポート致します。

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