2017.4.1欧州の動静

①. 独ガブリエル外相は、テロリスト呼ばわりとヘイト行為先導罪で1月から拘留されているドイツ系トルコ人ジャーナリストの扱いについて、トルコを痛烈に非難した。トルコ憲法改正の国民投票を前に、両国関係を気まずくさせているいくつかの問題のうちの一つだと(31日RT)。

【分析】EU全体が中東問題にNATOとしてトルコに与しない体制を継続。

②. スコットランドは英政府に2度目の独立国民投票を正式に要求した(31日Presstv)。

【分析】むしろイングランドより資源も経済も豊かなスコットランドはEUでの裨益を目指すとしつつ、1000年単位で悲願の独立を目指す。北アイルランドはどうするのだろう。

③. 米ティラーソン国務長官はNATO外相理事会で31日。同盟国に対して2017年末までに分担金増加を呼び掛けた(31日Presstv)。

【分析】「今年中に」とNATOへの分担金を取り立てて財政再建に活用したい米国。対して昨日は、ストルテンベルグNATO事務総長が露との情報交換で対立解消をアピールし、値切り活動。

④. 英国はテロの容疑者の追放を邪魔するEUのルールを廃棄する(31日Breitbart)。

【分析】これから交渉だから、離脱の理由は山ほど出てくるだろう。EU再考の参考とすべき。

国内外の動静レポート

一筋の流れを歩む世界史は、米国主導の時を終え、新秩序への橋渡し、今は転換作業中。 奮闘努力の甲斐あって、世界の協働、判明に至る。 凄まじい英知と協働によって世界は運営されています。 私達はどう行動すべきか。 国内外の動静を皆様と共有し、共に日本の未来を創るために、 粉骨砕身レポート致します。

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