2017.4.1米国の動静

①. トランプ大統領は31日、米国製造業協会の最新のアンケート調査結果を発表し、米国の製造業者たちをホワイトハウスで歓迎した。調査結果によると、昨年の56%に対して93%の製造業者が将来の業界の概観をポジティブに捉えており、20年ぶりの記録。同協会の13000社が調査の対象に含まれている(31日Breitbart)。

【分析】米国の課題である製造業再建。日本他いくつかの国は元リーダーの苦労を理解し協力する。

②. FBIは、911テロでペンタゴン攻撃が引き起こした惨状の未公開写真を発信した。画像は飛行機の残骸から救助隊員の生存者の捜索までに及ぶ(31日RT)。

【分析】当事件の被害者が多数がサウジを提訴している中、こうした情報が出るのは意図的な印象操作と見る。サウジは米国にも助けを求め、国営アラムコの管理を託した。石油収入の激減で経済の先行きに不安が隠せないのと併せて、アラブの結束や露イランのプレッシャーは尋常でないレベルなのだろう。https://on.rt.com/87ip

③. 米は11人の北朝鮮人と1企業に武器取り扱いの件で制裁を科した。対象者は、金融支援の提供及び先に制裁を科された企業に対する武器調達援助のために露・中国・ベトナム・キューバで働く北朝鮮政府の代理人(31日RT)。

【分析】北朝鮮の核実験やミサイル発射の脅威が喧しい一方、米国は極秘裏に交渉を重ねているとの見方はあちこちから聞こえてくる。世界の視点はむしろ北朝鮮の資源と開発に当たっている。主に日本からの防衛収入、兵器売却・民間人救出収入、復興開発収入等で財政再建に取組む。

④. ホワイトハウス高官は31日、トランプ大統領は安全保障上の課題と軍事支援に焦点を当てた3日のエジプトのシシ大統領との会談で米-エジプト関係の再構築を望んでいると語った。トランプ大統領はシシ大統領の訪問を、双方向関係の再開と昨年9月に初めて会った二人の強力な絆の構築の機会としたい由(31日RT)。

⑤. ホワイトハウスは声明、トランプ大統領は4月5日にヨルダンのアブドラ国王をホワイトハウスへ招待し、IS掃討、シリア内戦、二国間和平交渉の進展について議論する。この会談は3月初めにトランプの特使が同国王に面会して実現するもの(31日RT)。

【④⑤分析】連日レポートしているとおり、米国外交が賑わっている。中東での米国のプレゼンスが積み上げられている。昨日はティラーソン国務長官がトルコ外務相へアプローチした。米の目的はIS掃討に関する世界連合の取りまとめにあると見る。そのことで資金のみ提供する国からの戦費を分配する権利を確保し、収益を得ることができる。以て中東和平と財政再建に取組む。

⑥. 司法省が29日特別発表、国務省職員が中国の為のスパイ容疑でFBIに逮捕された(31日DebkaFile)。

【分析】中国との緊張関係は東南シナ海の戦費確保、以て財政再建に取組む。

国内外の動静レポート

一筋の流れを歩む世界史は、米国主導の時を終え、新秩序への橋渡し、今は転換作業中。 奮闘努力の甲斐あって、世界の協働、判明に至る。 凄まじい英知と協働によって世界は運営されています。 私達はどう行動すべきか。 国内外の動静を皆様と共有し、共に日本の未来を創るために、 粉骨砕身レポート致します。

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