IS掃討に世界が協力して当たろうとする動きに水を差す動きが出ています。国連の決議やシリアの和平交渉にも同様です。誰がこれを望むかは明らかです。今日の焦点は、アラブの問題はアラブでと支援する立場にいたプーチン大統領が自ら立ち上がるかどうか、です。
怒りに任せて自ら立ち上がりIS掃討に動き出すと、国連と連携しているとはいえ、西側諸国が米国と連携しているので、ただの乱暴者になります。国連は和平プロセスへの露のコミットに感謝しているのであって、暴力再開ではありません。
一方、ぐっとこらえて北朝鮮から始まると、制御不能の北朝鮮が引き鉄を引いたとなり、世界で株価が暴落してもクレイジーな行動のせいにできます。
露はシナリオを壊すように挑発されたのではないかと見ています。シナリオどおりに進んだ時に真犯人はぼこぼこにされる可能性があります。北朝鮮は暴発を督促されたと見ることもできます。
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