2017.3.30欧州の動静

BREXITは昨晩から金融市場へ直接の影響を与えていない。既定路線だから。

私はこの宣言を、「EUの諸課題と切り離したから、何が起きても不都合な迷惑はシャットアウトできる体制となった」ことを意味すると解釈している。始まるとすればこれからです。英国は今でも世界の大国なのか、ここで注視しておきたい。

NATO対露のささやかな争いと緊張は、NATO軍事費未払いの国に米宛支払いを促す。

①. メイ首相が正式に離脱条項第50条を発動した(29日RT)。既定路線で金融には影響なし。

②. ポーランドは、ウクライナにある同国の領事館敷地境目周辺の建物の一つが手りゅう弾攻撃を受け、一時的に同領事館を閉鎖した。怪我人はないが建物の屋根と窓ガラスが損傷した。ウクライナ安全保障局は対戦車ロケットのようだと述べた。ポーランドは未だに露に課した西側の制裁を強力に支持しているが、両国関係はこのところ第2次大戦の残虐行為を巡って悪化している(29日RT)。露国境付近に不穏な気配を生ぜしめることで裨益する者の犯行か。

③. 独議員が怒りを表明、トルコは同盟国議員をスパイしていると。社会民主党執行部首脳は、「トルコ諜報部MITが独諜報部へ渡したリストに仲間の名前が載っているなどということは絶対に受け入れられない」と述べた。クーデターの首謀者と見られる米国在住のギュレン師の支持者リスト。当該議員はトルコ-独議員連盟議長で、同党首脳は「トルコ政府はスパイ行為を即刻中止すべし」「すでに一線を越えている」とやんや(日RT)。これまでの延長線上と見る。

国内外の動静レポート

一筋の流れを歩む世界史は、米国主導の時を終え、新秩序への橋渡し、今は転換作業中。 奮闘努力の甲斐あって、世界の協働、判明に至る。 凄まじい英知と協働によって世界は運営されています。 私達はどう行動すべきか。 国内外の動静を皆様と共有し、共に日本の未来を創るために、 粉骨砕身レポート致します。

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