NATOはバルト諸国、ウクライナの国境で露と対峙する。英ジョンソン外務大臣は露訪問どころではなくなったのだろう。ここは米軍が中東への関与が十分できなくなる方便を兼ねて、NATO諸国のうち軍事費を収めていない国が金子を差し出すための紛争だろうから、少し軽く考えていたかもしれない。政治家には本気の振りも必要ということ。
①. 27日英外務省広報官によると、英外務大臣ボリス・ジョンソンはNATO外相会議の予定変更のため露訪問を延期した。シリアとウクライナについての両国の意見の相違について協議するため、英外相として5年ぶりの訪問のはずだった(27日RT)。
②. ル・ペン女史は、(大統領に当選しても)国民投票でフランス人がEU離脱を拒否すれば(大統領を)辞任すると述べた(27日RT)。そのために大統領になるという決意の表明だが、自分に投票することは離脱の意思表明だぞと有権者に念押ししている。これが国民に伝われば、当選時点で離脱確定と国民も世界も認識することになる。当然、落選リスクが増す。
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