2017.3.27中東の動静

今日も盛り沢山。米軍の金融支援と復興利権の確保合戦のためのIS掃討となりつつあるが、ぎくしゃくしながら進む。そのの延長線上にある、グローバリストの仲間・米国主導体制を支えたイスラエルとサウジアラビアが、徐々に追い詰められている状況。これはガチンコ。並行して二国間問題はアラブ同盟のテーマとなりつつある。しっかり整理しましょう。

①. 紅海のイエメン沖を行くソマリア難民を載せたボートへのサウジ連合の空爆はもはや戦争犯罪だと人権監視団が非難(日RT)。イエメンへの無差別攻撃が他国の難民まで誤爆したと非道を広報。

②. 英ロンドン中央部で26日、サウジのイエメンに対する軍事干渉への抗議グループが集まり「触るな!」と抗議(26日RT)。サウジ戦2周年記念日で。人為的な世論形成とプロパガンダでもある。

③. 国連のシリア大使はイラン露土にシリア全土の停戦を手助けするよう書簡で要請した。未だに民兵がダマスカスやハマ近郊の政府拠点を傷つけている状況に対して(26日Presstv)。混乱の中にあって、国連の正式な文書による要請は、正当性確保の点で極めて重要。米連合に正義ありや。

④. イラン高官は26日、先日のイラクのモスルで多くの市民を殺傷したと伝えられる米の空爆は、緊急に司法の場で提訴されるべきだと述べた(26日Presstv)。正義の執行を拒否される米国。

⑤. ISはU-ターンして、次の目標そちてレバノンへコースを変えた(25日DebkaFile)。よく知っている。

⑥. イスラエル国防軍は26日、ゴラン高原とユデア・サマリア地域の2正面で、2週間の軍事演習を開始した。3度目の高度警戒警報(26日DebkaFile)。

⑦. 米主導連合は26日、ISが占拠していた空軍基地を奪還した(26日Breitbart)。こちらも活動中。

⑧. ハマスはガザ地区とイスラエルの国境を説明もなく閉鎖した。パレスチナ人も国際機関も出入り不能(26日DebkaFile)。

国内外の動静レポート

一筋の流れを歩む世界史は、米国主導の時を終え、新秩序への橋渡し、今は転換作業中。 奮闘努力の甲斐あって、世界の協働、判明に至る。 凄まじい英知と協働によって世界は運営されています。 私達はどう行動すべきか。 国内外の動静を皆様と共有し、共に日本の未来を創るために、 粉骨砕身レポート致します。

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