11日の金融市場(日経平均先物・為替・商品の対比は前営業日同時刻対比です)
①. 日経平均は18747(-50、-0.27%)。今朝5:59現在で同先物は18630(-110、-0.59%)。ドル円は7:03現在109.61(-1.25、-1.13%)。昨日の日本時間では円安で進んだが、米国時間に入り一気に円高に振れた。円>ポンド>ユーロ>ドルと円独歩高。米株式各指標はダウが20651(-6、-0.03%)、NASDAQは5866(-14、-0.24%)、S&P500は2353(-3、-0.14%)と揃って微下げ。同先物は極微上げで同様と見て可。米国債は大きく買われ崩落。10年が2.30(-0.0630、-2.67%)、30年が2.93(-0.0580、-1.94%)。米州大陸株式はまちまち。欧州株式もまちまち。WTI原油先物はずんずん伸びて53.41(+0.21、+0.39%)。金先物は1276(+19.5、+1.55%)とドル安以上に上げた。アジア市場はまちまちながら、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア等海洋諸国までがマイナス。上海株式は堅調で3288(+19、+0.60%)と昨日の反落を戻した。
②. 為替の動きから本日はマイナススタートでしょう。
③. 半島有事の気配が濃厚となった。米国債が売られドル安となり、財政逼迫の米が戦争するリスクを直視されているのだろう。開戦ならばさらに進み、有事の金、安全資産としての円への逃避、円キャリートレードの巻き戻し等が加速することになる。
④. 青山繁晴氏が本日午後13時から16時ころが開戦のタイミングと述べたようだ。真偽はともかくとして要注意。市場への影響を考慮すると国会議員がそうしたことを発言してよいのか、邦人に避難を勧告しているのか、それらは政府の役割か、など諸議論はあろうが、愚論はうっちゃって要注意。
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