1. 世界運営の状況
【事実】昨日のメイ英首相の整理に続いて、米-イランの角逐、反イスラエルのプロパガンダ、NATOと米国務長官の調整、ユンカー発言と、以下各動静のとおり報道された。
【その分析】中東紛争への関与は慎重でなければならないので、各国は丁寧にポジション形成が進めているという見方は継続。
【事実】加えてここの所、トルコのクルド民族に対する攻撃が激しさを増している。
【分析結果】最終的な決着が「アラブ同盟とイスラエルの領土問題解決」が本丸であることは既に推定した。アラブ同盟を露が支え、米がイスラエルを心情的に(武力ではしないはず)支えることも。欧州はNATOではなく各国それぞれのスタンスで距離を保ちつつ、状況に応じて振舞うという戦略も見定めた。
【さらに推測】トルコは欧州と同様に部外者を装うつもりであろう。本丸に及んだ時には既にクルドへと方向を変えている。軍事技術最強国家との対峙は避け、国家繁栄生き残りに注力すべきだとは解るが、永年の宿敵クルドに対してやり過ぎると露と欧州の大反撃に遭うことになる。そうなると米も加わる。
【最終ゴールの推測】寒冷化進む中、温暖な地中海沿岸のシリア(とついでにイラク他)等の復興・開発利権の奪い合いが最終目的だったと明らかになるだろう。
さあ、いかが相成りますか。
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